🌥️9月23日 冠島ツアー!!!

皆様、こんにちは。

京都のダイビングスクール&ショップ、マリンポケットダイビングスクールのインストラクター・津田です。

 

季節が移ろい始め、前線の影響を受け、外洋ツアーの中止が続いておりましたが、

秋分の日の本日、冠島ツアーへ!

ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございます。

 

以下、本日のツアー報告です。

天気:曇りのち晴れ 気温:27度

①音海 立礁(たちぐり) 水面 28.3度 水底(38.6m付近) 24.9度 ※ディープ・ダイバー・スペシャリティコース含む

②冠島 宮前(みやまえ) 水面 28.2度 水底 27.6度

③冠島 チョウベイ礁(ぐり) 水面 28.4度 水底 27.4度

 

本日のOPダイブでは、AOWコースを修了し、更なるチャレンジとしてディープ・ダイバー・スペシャリティーコースをお申し込みいただきました3名の方と立礁の深場へ!!!

このスペシャリティコースの参加条件などを以下に↓

PADIの「ディープダイバースペシャリティ(Deep Diver Specialty)」は、最大40メートルまでのディープダイビングを安全に楽しむための知識と技術を身につけるためのスペシャルティ・コースです。

  • 参加条件

    • PADIアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー以上(または同等資格)

    • 15歳以上

  • 習得できること

    • 18〜40mまでの深度での安全な潜水計画と管理方法

    • 空気消費量の増加や窒素酔いへの理解

    • 深場での残圧計やコンピュータの確認習慣

    • 緊急時の対応方法

    • 深場ならではの環境観察(光の吸収・色の変化・浮力調整の難しさなど)

  • トレーニング内容

    • 知識開発(教材やインストラクターとの学習)

    • 海洋実習:通常4ダイブ(アドバンスでのディープ経験1本をカウントして3本)

      • 深場でのガス消費の確認

      • 安全な浮上の実践

      • 簡単な課題実験(例えば水中で計算や物体の観察をして、深度による違いを体験)

  • 取得後のメリット

    • 最大40mまでのレクリエーショナルダイビングが認められる

    • 沈船や深場のスポットなど、より幅広いダイビングポイントにチャレンジできる

    • 自身の限界を知り、安全を考慮したダイビングができるようになる

以上です。

スペシャリティコースの詳細はスクールにお問い合わせくださいね^^

 

 

とにかく、ダイビングは実地、経験が大事。

立礁で目指した水底は38m少し。

太陽光は届かなくなり、水底の砂や泥が巻き上がっていたせいで濁りもありで深度を下げるとだんだんと薄暗〜くなっていきますが、

3名の方は、すでに何度かのツアー経験があり、深場へも落ち着いて潜降!

水底で風船の縮み具合や、色の変化を確認し、次に体の変化を確認。耳は大丈夫か?寒さはどうか?などを聞いていたら、

背後から大きなコブを持ったコブダイ2匹が突然現れ、私が興奮してパニックを起こすところでした💦

皆さんは、しっかりとハンドシグナルで返答!

本日のツアーではこの後も二本潜る予定ですので、ディープ・ダイバー・スペシャリティは1日一本。

さぁ、次回のツアーでもまた新たな課題に取り組みましょう!!

深場に長い時間はいれませんので、リバースブロックを起こさないように、浮上スピードもゆっくりと浅場に帰ってきたら、ウェットスーツを冴羽獠がジャケットの袖をまくっているように腕まくりしている石角インストラクターがマクロな奴らを漁っていました。

ニジギンポ。人を初めてみた、といった表情か?

安全停止中も楽しめるOP・立礁。

 

 

さて、

OPダイブを終え、一旦帰港し、休憩をとって冠島へ。

 

二本目は宮前へ。

エントリーしながら水底を見ていると、魚がざわついており、ツバスが走っていました。

この日もスズメダイ、イサキが乱舞。

石角インストラクターが、尻尾の先に赤い点々のある魚・アカオビハナダイのメスを発見。(オスは体に赤の帯があります。)

海は繋がっているので、どんな生物も現れる可能性はありますが、太平洋側で見れる魚が日本海でも見られるようになってきているような。

私は宮前を久々に潜ったのですが、スズメダイとイサキに夢中で、おなじところを通ったのに気づかず💦

また探してみよう。

 

二本目を終え、水面休息中に昼食を。

さぁ、三本目は立神礁か?!チョウベイ礁か??!!!!!

さぁさぁ、どっちだ??

 

岡船長が、

今日はチョウベイに行きたい!!魚が当たっている!と。

釣船の多さ次第で決める、と、向かったらどちらも入れそう。

 

ここで岡船長が選んだのはチョウベイ礁。

チョウベイ礁は、大きな根の周りに魚が集まり、根の上は5、6mと比較的浅いのですが、周囲は深場へ落ち込むダイナミックな地形が特徴で

潮通しが良く、強い流れになることが多い印象ですが、群れ狙いの迫力あるダイビングが期待できる・楽しめるポイントです。

 

この日も、なかなかの流れ!

流れがあるので、無理にフィンキックして体力を使わないように、岩を掴みながらすすみます。

この強い流れがアイツらを連れてくるはず!!!

 

岩を掴みながら進んでいると、先にエントリーしていた石角インストラクターの鈴がなり、ライトで合図が送られてくる!

進んだ先には、

ん?!

ぎゃー!!!!!!

カンパチ!!

でかいカンパチの群れがー!!

んんん??

よく見たらナンヨウカイワリ混じっている!!

いやいやその前にタカベもー!

※動画は興奮したガイドたちの興奮しすぎた叫び声が入っているので、音声消しています(笑。

一旦落ち着きを取り戻すために、根をぐるっと。

カンパチが見られたポイントと反対側は全く流れなし!

ソラスズメも。

秋ですねぇ。

オノミチキサンゴ

イサキもすごい。

 

そして谷に戻ってきたら、根の上ではアオリイカの大群が。

しかし、なんだか魚がザワついている。

振り返ると、谷をなんとツバスの群れがいったりきたり!!!!!!!

カメラを回したときは、時すでに遅し!

最後の群れがギリギリ確認できますので、谷の部分を各自で超アップにしてでご確認ください。

流れが強く、イサキの子供達が流れに負けています。

そして懲りずに最後にもう一度カンパチを見に。

 

まだ、回っているではないか!!

 

堪能して、そろそろ船に戻るかな、とカメラを仕舞った矢先、

カツオが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

目の前にカツオも来たのです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カメラを仕舞った後にー!!

ゲストのKさんも目撃していたのですが、カツオが早すぎて、見たのは2人だけ。

 

近くにいた別チームのガイド・高崎さんが通りがかったので、「カツオ!」とクエストに書いて見せようとしたら、

興奮しすぎて字が乱れすぎましたが

流石✨高崎さんは読み取ってくれました。

 

はぁ、今日も興奮した。盛りだくさんすぎるダイビングとなりました。

岡船長のチョウベイ礁選択の読みはさすが。

そして、海に感謝です😭😭😭

 

 

 

 

もう10月が見えてきました。

水温は高いのでウエットスーツすが、気温は下がってきましたので、ボートの上はさすがに体が冷えます。

防寒対策のため、羽織るものをお持ちの上、ツアーにご参加ください^ ^

 

ではまた海で!