☀️☔️8月27日 音海スーパービーチツアー☔️☀️
皆様、こんにちはー!!
京都のダイビングスクール&ショップ、マリンポケットダイビングスクールのインストラクターの津田です。
本日は浅礁ツアーの予定でしたが、海況が安定しないことが予想されたため、音海に変更に。
浅礁ツアーを楽しみにしていただいておられました皆様におかれましては、誠に申し訳ございませんでした。
しかーし!!!
浅礁ツアーが中止になって、音海に場所が変更??
関係ない!カマスだ、カマス・リバーを見に行かせろ!!とばかりに猛者ダイバーたち5名から参加したい!とのご連絡が。
と、いうことで、音海ビーチツアー開催となりました✨
何度も言いますが、講習会以外で潜る機会の少ない音海ビーチ。
実はファンダイブやスキルトレーニングの場としても大きな価値を持つ海でして。
一本目は防波堤からスロープ前まで。
「スーパービーチ‼️」と石角インストラクターは呼んでいます。
この日のスーパービーチでのダイビングは平均水深11.8m、最大水深18.3m、平均水温28.5度
エントリー直後にイサキygが、わーっと。
そしてすぐにカマス・カマス・カマス!!
さぁ、お待ちかね。
カマス・リバーだ!!
浅いところでは小さいカマス、深場では大きいカマスがわんさかと。
この日も音海・防波堤付近の海況は、浅場特有の流れや濁りがありました。こうした環境は、普段のツアーでは体験しにくい実践的な練習に最適です。ここでも安全に潜るためのスキルを実際の環境で磨きますよー!
流れに対しての泳ぎ方、濁った視界の中でのバディコンタクト、さらにはクラゲやゴンズイ玉、オコゼといった危険生物を落ち着いて回避です。(危険生物に関しては誰も気にしていないか?????)
濁っていてもカコカキダイは鮮やか✨
キハッソクはこれ以上にたくさんいました。
濁っているけれど、アジもリバーでした。
浅場のゴロタの上も面白いやないかー!
水面休息をとり、二本目は小泊へ!
小泊でのダイビングは平均水深9.2m、最大水深13.1m 平均水温29.3度。
スズメダイの群れでの移動はなんとも素晴らしい光景でした。
サンバソウに紛れてオヤビッチャもいるではないか!
小泊では、スズメダイの群れが水中を彩り、その中をツバスの群れが鋭く走り抜ける光景に出会いました。
ツバスきたー!!
謎の水底の草むらターン!!!!!!!草むらに一体何が?????!!
草むらターンで去っていくツバス
大きくなって、外洋で会おう!!
ダンゴウオシーズンには小泊に潜ることがありますが、夏の小泊がここまで面白いとは!!近場でありながらも魚影の濃さはビーチダイビングの枠を超え、外洋のようなスケール感を感じさせてくれました。
二本目を終えて、水面休息を兼ねて昼食をとり、ラストダイブは我らがホームのスロープ前へ。
スロープ前にエントリーする前は雷に大雨でしたが、エントリーした後は晴れ間が。
スロープ前でのダイビングは平均水深6.8m 最大水深11.4m 平均水温29.9度
なんと水深6mのところでチョウチョウウオ科で唯一日本海に生息しているというゲンロクダイが二個体も!
(↑動画提供 TR様)
この日はホタテウミヘビ5兄弟の音海ホタジローが右往左往。
相変わらずファンサのいいトラギス。
想いに耽るアオハタ。(いや、ただ、水底で獲物狙い中かな)
大きくなったら泳ぎ倒して補餌しているキジハタのチビも砂地に。こちらも水底で獲物を狙い中かな?
ボラは砂地を漁っていました。
はぁ、この日は気づけば177枚撮影していました💦(アクションカメラ買いましたが、この日はTG)
イカもカンパチもソラスズメダイもミノカサゴもタイもクロダイもコイボウミウシもあれやこれやといまして、もー本当に面白い三本でした。
講習の場としての安定感はもちろん、ファンダイブでも群れの迫力や多彩な生態を味わえる音海ビーチ!!
普段インストラクターとしては講習会で見慣れた場所だと思っていても、
やはり潜ってみるとまた新たな発見が待っていることを改めて教えてくれる海だと、今回のツアーでも強く実感しました。
本来のツアー目的地だった浅礁は、音海の沖合に位置し、さらにスケールの大きな地形や魚影が楽しめる特別なポイントです。
今回は、海況のコンディション悪化が予想されたため、残念ながら中止となりましたが、
音海ビーチでしっかりと練習?を積みながら魚群の迫力を味わえたことは、次回の浅礁に挑むうえで大きな意味を持つ一日となりましたね^ ^
音海ビーチは、練習と発見の両方を与えてくれる海。
そしてその先に待つのが浅礁のダイナミックな世界です!!
次回は、今回中止となった浅礁ツアーへリベンジだ。
また新しい景色を見にいきましょうねー!!
今回、ツアーにご参加いただきましたダイバーの皆様、ありがとうございました。
では、また海で!!